御霊櫃峠

御霊櫃峠

~御霊櫃峠 ~

 逢瀬町と湖南町の境にそびえる峠は標高が876m、曲がりくねった林道を登り切った頂上は、西に猪苗代湖、東に郡山市街が一望できるパノラマが広がります。

群生する山つつじは、5月下旬~6月上旬ごろに赤く色づいて見頃となります。

そのほかにも山の植生を堪能できます。

また、福島県内の東北自然歩道「新 奥の細道」では安積山ハイキングコースから河内の大キャラまで抜ける道を一つのコースとして紹介されています、このコースは、縄文人が峠の厳しい環境を克服しながら生活を営んだ古代の村跡地、安積山ハイキングコース、御霊櫃峠などを巡るみちで、終点近くの薬師堂には市指定重要文化財の木造薬師如来座像が安置されており、また境内には市指定天然記念物の夏出の大キャラがあります。

特に御霊櫃峠については以下のように紹介されています。

この峠はその昔、郡山と会津地方との重要な交通路であった。戊辰の役の際には会津藩と仙台軍の交戦場となった。峠周辺一帯は山ツツジの名所として有名で、開花期は麓からも全山紅に染まるのがわかるほどである。(福島県HP抜粋)

 

 

  • 安積アルプス縦走トレッキング

安積アルプス縦走トレッキング

年に一度、つつじがきれいに咲く時期に開催されるトレッキングイベントです。

出逢いの町逢瀬町にある御霊櫃峠からいで湯の町熱海町へと奥羽山脈南部に連なる「安積アルプス」を縦走します。郡山市内外から多くの人が合わせて200名くらい参加します。

中潟も御霊櫃からの景色には何度もお世話になっていて一見の価値ありです!おすすめです。ただ見に行くより山のパワーを感じながら歩き、疲れ果てた状態で絶景に出逢ったらもうたまんないよね?ってことで毎年やってるのでぜひアンテナを立てておいてください。

  • 御霊櫃峠の歴史

平安時代後期、前九年の役では、源義家の家臣・鎌倉景正(景政)が付近を平定して御霊の宮を造営し、鎮護を祈ったが災害が相次いだ為、この地の山中の霊石に神霊をうつして五穀豊穣を祈願した。この石が御霊櫃と呼ばれるようになったから名付けられたと伝えられる。

【Photos】

photos【御霊櫃峠】