ポケットファーム・おおせ

ポケットファーム・おおせ

 ~ポケットファーム・おおせ~

ポケットファーム・おおせとは、逢瀬町にある県道6号線(郡山湖南線)と福島県同29号長沼喜久田線)が交わる交差点にある、農産物直売所です。

平成15年にOPENしました、当初は今の場所ではなく浄土松公園入口の向かいにありました。今の場所になってから10年ほどたっています。

「昔の人々のつながり『ゆい』を原点に自分たちが食べているものをみんなに食べてもらいたい」という思いを日々実現させながら、今年で16週年です!

そんなポケットファームおおせの人となりを紐解いていきたいと思います。

ポケットファームおおせの始まりは、逢瀬町に昔から存在する農家の団体である、「逢瀬夢クラブ」。夢クラブというのは逢瀬町の農家の集まりで、農村の生活を心から楽しもうということを目的に結成された団体で、逢瀬町内外に多くのファンがいる素敵な団体です。

そんな団体を出逢いの中心に「こんな直売所を作りたいなー」という思いを持って結成されたのがポケットファームおおせです。

お話を聞いてみると、この辺「逢瀬町」はほとんどが米農家であり、野菜は自分たちで食べるものしか作ってないとのこと、でもやっぱり作りすぎちゃうのが農家さんですよね、「大根ある?」「今年は作ってないよ、人参ならあるよ」「じゃあ大根あげる」「じゃあ人参あげる」こんな会話をよく聞きます。いわゆる「ゆい」のような関係ですね、昔はそんな関係がふつうにありました、ですが今は機械化などの便利が台頭してきてからはそのつながりは薄れてきました。でも、ここの会員さんは「ゆい」を大事にしていきたいと思ったそうな。

そうなるとはなしが早いですよね、作りすぎちゃった野菜があります、そして、「ゆい」の推進もしたいです。「直売所を作って、来たお客さんとつながりを作ろう」という考えのもと、スタートしました。

ここから会員さんのお話

はじめは5農家でしたが、「新しい会員が入らないと会じゃない」という思いから、積極的に近隣農家に声をかけて、一時期は20人を超える会員が在籍していました。

現在は15名の会員で運営しています。

はじめは乗り気じゃ無かったメンバーも野菜を出したら売れるもんだからノリノリになって直売所の整地とか掃除とかをやったそうな。

そんな直売所に二つの転機が訪れました。一つ目は場所の移転。二つ目は東日本大震災の福島第一原発事故による出荷停止と風評被害。

一つ目の場所の移転は、借りていた土地を返さなくてはいけなくなったことによるものです。返すのはいいのですが、移転場所と移転費用についての壁がありました。

移転場所は「道路沿いが良いよね」「車が停められる場所が良いね」などの理由から現在の交差点になりました。

当時そこは農地でしたので、地目変更や、畑を砂利にしたりと、お金と時間を要しました。お金は当時の会員から出資を募り集めたそうです。利子付きでしたので、当時の会長は気合を入れて直売所で稼ごうとしていました。

そんな矢先に二つ目の転機、「東日本大震災の福島第一原発事故による出荷停止と風評被害」が起きました。福島県産の野菜は出荷停止となり、直売所も営業を停止しました。出荷停止が解除されてからも「フクシマの野菜」だからと売れない状況が続きました。

そんなとき声をかけてくれたのが、「文京学院大学」です。当時よく遊びに来ていた学生が「僕たちにできることをやりたい」と逢瀬町まで来てくれました、そして、大学の最寄り駅である「ふじみ野駅」でポケットファーム・おおせの出張販売所を作ってくれました。

そこで作った野菜を売りながら、福島県の野菜の安全を訴えてくれました。「あれがあったから野菜作りをするモチベーションが保てなかった」と当時を振り返ると思います。本当に感謝します。

以上会員さんの声

いろいろな危機を乗り越えて17年目を迎えようとしているポケットファーム・おおせです。

今の危機はおそらく若手不足でしょう、始めた時より皆様15歳以上年齢を重ねているわけですから、そろそろ次の世代が入ってくれないとまずいのではないでしょうか。

どうやってこの危機を乗り越えるのかとっても見ものです。絶対に乗り越えられると思っています。中潟も何かあれば頑張りますよー!!

  • 「新鮮でおいしいお野菜

↑写真はポケットファーム・おおせの野菜を切っただけの料理。と白菜。

農家の直売所というだけあって、とれたて新鮮な野菜が朝から並びます。

もともとは自分たちや家族で食べるために作ったお野菜なので、余計な農薬などを使わない健全なお野菜が購入することができます。

え?普通の直売所と何が違うかって?午前中に行ってみてください!会員さんがたくさんいますから、そこで声をかけてください、おいしい理由やよりおいしく食べる方法などを教えてもらえます。

今では他地域・多世代のお客様と体験を楽しんでいます。

  • お客さんだけじゃなくて会員さんのためでもある居場所

お店ですから、お客様が居心地よく過ごせるようにするのは当然として、会員さんのお話の場でもありますから、会員さんの居心地も考えたお店となっております。

水道光熱費を稼ぐ場所としても、農家の意見交換の場としても、野菜を作って食べてもらう生きがいづくりの場所としても、地域の寄り合い所のような働きも見せています。

しかーし、そろそろ休憩室にも新しい風が吹いてもいいんじゃない??と、思う中潟です!

新会員さんを募集しているそうなので興味ある人はどうぞお問い合わせてください!乗っ取っちゃえ!笑

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