逢瀬いなか体験交流協議会
~逢瀬いなか体験交流協議会の足跡~
平成16年に郡山市逢瀬町の農家を中心とした協議会として設立され、農家民宿や農業体験の受入を行っています。 都市住民に「いなか」の良さや豊かさを体験してもらうとともに、受入側住民の地域に対する意識を高めて地域を盛り上げることを目的として、各種体験・交流メニューや企業、大学向けのワークショップ等を開発し、提供を行っています。 15年の年月を経てこれからは、強靭な受入体制の構築による所得の向上と地域のにぎわいの復活や地域内で協力し合う機運と仕組みの構築(地域一丸となった取組)を目指しています。文京学院大学は、12年前から地域実習(ゼミ)の一環として来訪し、交流が続いています。 東日本大震災直後は、全般的に来訪者が激減したため、「大学の誘致」に力を入れた結果、日本女子大学(ゼミのフィールドワーク)、首都大学東京(農産物直売所の調査)の受入れに繋がり、その後も関係性を築くことができています。
また、郡山市にある郡山女子大学、Wiz専門学校とも連携しており、東京と郡山の学生の交流にも力を入れている。
累計では、1,000名以上の大学生の受入れを行っています。
大学生受入れの際の主な体験メニューは以下の通り。
・郡山在住の学生との勉強会(原発事故・東日本大震災を振り返る)
・郡山市園芸振興センター視察(放射線測定機器の説明、風評被害の説明など)
・ふくしま逢瀬ワイナリーの視察 ・農業体験(野菜摘み、種まき等)
・田舎料理の勉強会(味噌かんぷら、辛子団子、ぼたもち、田舎の野菜スープ)
・農家民宿での交流
・団欒
- 大学以外との交流
協議会設立当初から、県内外の小中高校生、家族連れ、企業など多様な団体、個人に対して「農家民宿」や「農業体験・いなか体験」を提供しています。
また、ここ数年は行政の国際交流事業の一環でインバウンドの受入れも行っています。
受入れの際の主な体験メニューは以下の通り。
・農業体験(有機農業体験)
・味噌づくり体験
・郡山の伝統芸能体験(ひょっとこ踊り)
・田舎料理づくり体験
・薪割り体験
・危険予知訓練
・農家民宿での交流・団欒
都市との交流には、収入以外にも地域のにぎわいの再生や本地域に生きる 住民のやる気や自信、地域に対する誇りの創出などの効果があると考えて います。
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