こんにちは!!
もちろん中潟です!
今回は後半から真面目になりますが、久しぶりにいなか体験受け入れ事業を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響から「やろうやろう」といっていてなかなかできなかった事業です。
しっかりと感染症対策をおこなったうえで実施しました。
内容はこんな感じです↓
目的
新型コロナウイルスの影響で訪問できない観光客に代わって、市内在住留学生が農村生活を体験することで、新たな目線で地域の魅力等を発見するとともにそれらを国内外へ発信し、当該地域の認知度向上を図り観光誘客に繋げる。
当日の模様
・食体験
農村地域で昔から食べられている伝統料理や郷土料理を作り食べる体験を通して農村の伝統や郷土を感じてもらう。今回は「ちまきづくり」「もちつき」「味噌揚げ」を行った。
ちまきづくり体験
もちつき体験
・農業体験
農村地域のくらしや仕事に触れていただき魅力を発見してもらう。今回は「アスパラの収穫体験」「繁殖牛の毛づくろい体験」を行った。
繁殖牛の毛づくろい体験
・五感を感じる里山体験
農村地域の里山の文化や生活に触れて新たな魅力を発見してもらう。「見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる」の五感で里山を楽しみながら学べる体験を提供する。今回は里山に入り青竹を採り、その竹で竹細工を行った。
五感を感じる里山散策 事前危険予知体験
・日本の遊び体験
折り紙やけん玉といった日本の昔遊びを体験してもらい、外国人の新鮮な目で新たな魅力を発見してもらう。
折り紙体験
・意見交換会
事業の最後に体験者と受入側の意見交換を行った、感想を言い合ったり、来る前と後での農村地域への印象の変化等を話し合い、今後の誘客へのヒントをもらったり、今回の参加者との継続的なつながりをどのように作っていくかなどを話し合った。
意見交換会
リアクション
⑴参加者
・寄せ書きを作成。受入側にプレゼント
・私たちが普段学べないようなことをたくさん勉強させていただきました。
・参加していたメンバーがとても幸せな気持ちになったと思ってます。
・受け入れてくれた農家民宿に今度は宿泊したい。
・機会があればまた参加したい。
・日本の伝統や文化を体験できてよかった。
・本当にまた来たいです。ここのみんなはとても親切です。
⑵受入側
・福島県在住の外国人に暮らしや文化を広めることができてよかった。
・新しい生活様式に沿った体験の醸成ができてよかった。
・次回はベトナムの方に料理を教わりたい。継続的に相互交流を深めたい。
・ベトナム料理に地元産の野菜を使ってほしい。
総括します!ちょっと真面目になっちゃいます。報告書コピペなので。
今回のイベントは新型コロナウイルス感染症の影響により2度の延期の後に実施された。通常時でも狙ったターゲットを募集することは困難なのだが、郡山市のお力添えで「福島県ベトナム人協会」へ告知することができ、参加者集めに苦労することはなかった。
逢瀬いなか体験交流協議会としては今後増えることが予想されるターゲットに先行してアプローチをすることができた。今後は郡山市で自分の居場所や余暇の過ごし方を探っている留学生や技能実習生に対してそれらを提供することを目的の一つにする。
当協議会は通常「交流」を中心に置いた体験を提供している。しかし今回はコロナ禍での開催となったため、距離やパーテーションなど交流の妨げになるものがあると予想されたが、半年以上しっかりとプログラムを組み立てられたことによってこの状況下でも「交流」を持つことができた。
今回はタクシーによる移動ができたため問題なくプログラムを行うことができたが、本来逢瀬地区はバスがとおっていないため移動が困難である。補助事業以外の参加者で
行う際の移動問題が今後の課題であり、それらを含めた体験プログラムの料金設定が必要である。
参加者、受け入れ側双方が満足のいく事業であったことは間違いない。今回の事業で一番の成果は双方が今後のやりたいことについて話し合えたことだ。一回来て終わりではなく二回目三回目と来たくなるまちづくりの大きなヒントをもらうことができた事業だった。