【学んで遊べる貢献型旅行】日本女子大学フィールドスタディー受け入れ【大仕事】

こんにちは!
いつも見ていただきありがとうございます!
中潟です!

毎年かいていますが1年で一番大きい仕事であろう「日本女子大学フィールドスタディー受け入れ」が終わりました。
2024年は逢瀬町に62人の女子大生がお越しくださいました!

逢瀬いなか体験交流協議会理念であるところの、「いなか」の良さや豊かさを都市住民に体験していただくとともに、逢瀬町の住民にも地域に対する意識を高めていただき、逢瀬町を盛り上げていくことをまさに体現した企画です!!

逢瀬町にとっても、大学や大学生にとってもそして中潟にとってもWINーWINーWINな企画です。
というのも、逢瀬町には若いパワーがいっぱい来る&体験をしてくれる。女子大生には単位が出る&豊かな余暇を過ごせる!!

サブタイトルは「学んで遊べる貢献型旅行」ということで、学生たちに「学び」と「遊び」と「貢献した!感」をもって帰ってもらうために体験内容等を調整します。「遊び」は得意なのですが「学び」と「貢献」については毎年頭をひねりまくります。
何か「学び」をもって帰ってもらわなくては!何か「役に立ったね」って思ってもらわなくては!!
そんな脳内会議の結果今年の学びは「いなか料理」と「防災学習」そして「火起こし大会」に貢献は「ツアープラン作成」と「かかし作り」になりました!!「いなか料理」に関しては7年連続で選考されました!おめでとうございます!ほかの3候補も2年連続です!「火起こし大会」は初選出です!

協議会の受入プロ農家の皆様が最高のパフォーマンスをできるように中潟がコーディネートさせていただきました!

まずは「防災学習」について!
これはなんだべ村ではいつも行っている「危険予知訓練」から始まり「川での救助体験」やワークショップで「震災教訓学習」を行いました!!
「危険予知訓練」では一度なんだべ村を案内した後にどんな危険が潜んでいるか、どんな対策が必要か等を個人で考えてみんなに共有して怪我や事故を起こさないようにしよう。という学習です。
「川での救助体験」はセイフティライザー㈱の柳田さんが持ってきてくれた様々な救助用の道具を使って川や高所での身の守り方、助け方を学びました!
そして初めてとなる火起こし大会では、マッチ3本だけを渡して「ここにあるもの何使ってもいいから火を起こしてください!」です、早くついて人順で豪華景品が与えられます!

最後に「震災教訓学習」はワークショップ形式で班に分かれて福島県の人と首都圏の大学生が会話しながら「震災から受けた教訓」について話し合うというものです。
辛い過去の話にならないように未来に向けた教訓を聞き出すことで震災から何を学ばなくてはいけないのかという焦点を合わせることができます。できてくれていると嬉しいです。
お写真どうぞ↓

続いて「かかし作り」について!
なんといっても逢瀬町は農村です!逢瀬町に来て農業体験をしないなんてもったいない!!のですが、、今年は異常な気温上昇等で農作業が早まってしまい当日に行う作業がそんなにないという状況でした、、
そこで!みんなと相談したところ「稲刈りまで田んぼを鳥から守るためにカカシを作ってもらうことは大変な農業体験だ!!」ということになりまして「かかし作り」をすることになりました!
実際にやってみると竹を切ったり竹同士を結んだりとのこぎりワークやロープワーク等学ぶことがたくさんありました!
大学生の皆さんも真剣に楽しくかかしを作っていました!「役に立った」って思ってくれていいからね!!
お写真どうぞ↓

続きまして「いなか料理」について!
こちらはいつも行っているコーナーですが、逢瀬町の田舎料理を遠く離れた東京の女子大生とふくしまの学生(今年は福島大学さんと専門学校のWizさん)とで逢瀬町の母ちゃんたちから料理を学ぶというものです!
今回の料理はこちら!
・キャベツ餅
・豆腐餅
・きなこ餅
・味噌カンプラ
・からし団子
です!詳しくは遊びにおいで!!
お写真はこちら↓

最後に「ツアープランの作成」について!
こちらは震災教訓学習を行ったワークショップの後半部分でやりました。
内容はいたってシンプル!
班(日本女子大学、福島県の学生、逢瀬町の母ちゃん父ちゃん等)でこれまでの体験や学んできたことを活かして「学んで遊べる貢献型旅行」の1日のプランを考えてもらいました!
付箋に書いて全部置いてけバカヤロー!!な「kj法」のよくあるワークショップでしたが、みんなめちゃくちゃちゃんと考えてくれて何個かほんとに事業化しようかなと思っています。
例えば、「もっと防災を取り入れよう」「もっと農作業をしよう」「もっと震災の地に行こう」「廃校を使おう」「山に登ろう」などなど。発表も個性的な学生がいて楽しかったです!
お写真こちら↓

そんな感じで今年も楽しく大学生の受入れをしました!
今年はちょっと大変な気配がしたので中潟の地元から友人や母校の大学生に手伝ってもらえたのがとても助かりました!!

以下もらった感想(抜粋)です!
【学生】
・都会とは違う逢瀬ののどかさに触れ、とてもリフレッシュすることができた。ばぁちゃんたちの優しさや、自然を感じることができた。
・日常とはかけ離れた、ゆっくりとした時間を過ごせて楽しかったです。
・かかし作りや野菜収穫などの体験はやってみないとわからない良さがあるし、ただ体験するだけじゃなくてなんだべ村の人とお話することで色んな背景や由来なども知れたから発見も多かったです。
・普通の旅行ではできない、カカシ作りや野菜をとってそのまま食べたり、田んぼに入ったり木登りなど、学校の授業を通じて、地元の方の協力があってこそできない体験が非常に貴重で楽しかった。なんだべ村のお母さんとの交流、野菜収穫、美味しい野菜での食事など新鮮なものばかりだった。自然に囲まれて非常に癒された3日間だった。
・野菜収穫やかかし作りだけでなく田んぼに入ったり木を登ったり火を起こしたり薪を割ったり餅をついたり、全てが都会で生活していたら絶対に体験できないことを体験させてもらえて全てが新鮮でした。普段何か新しいことに挑戦をしようとはあまり思わない性格ですが、好奇心をもってやれることは全部やってみると本当に楽しくてやってよかったなって思いました。本当に素敵な3日間を過ごすことができました。ありがとうございました!
・私たちが住んでいる土地では経験できないことを経験し、改めて食べ物の大切や自分で作り出すことの難しさ大切さを知ることができた。
・ 初めての福島県とても楽しかったです!なんだべ村の皆さんが暖かく迎えて下さり、都会では経験できない農業体験やいなか料理体験を楽しみました。積極的に参加したり手伝うことで得られる達成感は普段はなかなか得られないものなので来て良かったです。