【学んで遊べる貢献型旅行】日本女子大学フィールドスタディー受け入れ【大仕事】

こんにちは!
いつも見ていただきありがとうございます!
中潟です!

1年で一番大きい仕事であろう「日本女子大学フィールドスタディー受け入れ」が終わりました。
2023年は逢瀬町に71人の女子大生がお越しくださいました!

逢瀬いなか体験交流協議会理念であるところの、「いなか」の良さや豊かさを都市住民に体験していただくとともに、逢瀬町の住民にも地域に対する意識を高めていただき、逢瀬町を盛り上げていくことをまさに体現した企画です!!

逢瀬町にとっても、大学や大学生にとってもそして中潟にとってもWINーWINーWINな企画です。
というのも、逢瀬町には若いパワーがいっぱい来る&体験をしてくれる。女子大生には単位が出る&豊かな余暇を過ごせる!!

サブタイトルは「学んで遊べる貢献型旅行」ということで、学生たちに「学び」と「遊び」と「貢献した!感」をもって帰ってもらうために体験内容等を調整します。「遊び」は得意なのですが「学び」と「貢献」については毎年頭をひねりまくります。
何か「学び」をもって帰ってもらわなくては!何か「役に立ったね」って思ってもらわなくては!!
そんな脳内会議の結果今年の学びは「いなか料理」と「防災学習」に貢献は「ツアープラン作成」と「かかし作り」になりました!!「いなか料理」に関しては6年連続で選考されました!おめでとうございます!ほかの3候補は初選考です!頑張ってください!!

協議会の受入プロ農家の皆様が最高のパフォーマンスをできるように中潟がコーディネートさせていただきました!

まずは「防災学習」について!
これはなんだべ村ではいつも行っている「危険予知訓練」から始まり「川での救助体験」やワークショップで「震災教訓学習」を行いました!!
「危険予知訓練」では一度なんだべ村を案内した後にどんな危険が潜んでいるか、どんな対策が必要か等を個人で考えてみんなに共有して怪我や事故を起こさないようにしよう。という学習です。
「川での救助体験」はセイフティライザー㈱の柳田さんが持ってきてくれた様々な救助用の道具を使って川や高所での身の守り方、助け方を学びました!
最後に「震災教訓学習」はワークショップ形式で班に分かれて福島県の人と首都圏の大学生が会話しながら「震災から受けた教訓」について話し合うというものです。
辛い過去の話にならないように未来に向けた教訓を聞き出すことで震災から何を学ばなくてはいけないのかという焦点を合わせることができます。できてくれていると嬉しいです。
お写真どうぞ↓

続いて「かかし作り」について!
なんといっても逢瀬町は農村です!逢瀬町に来て農業体験をしないなんてもったいない!!のですが、、今年は異常な気温上昇等で農作業が早まってしまい当日に行う作業がそんなにないという状況でした、、
そこで!みんなと相談したところ「稲刈りまで田んぼを鳥から守るためにカカシを作ってもらうことは大変な農業体験だ!!」ということになりまして「かかし作り」をすることになりました!
実際にやってみると竹を切ったり竹同士を結んだりとのこぎりワークやロープワーク等学ぶことがたくさんありました!
大学生の皆さんも真剣に楽しくかかしを作っていました!「役に立った」って思ってくれていいからね!!
お写真どうぞ↓


続きまして「いなか料理」について!
こちらはいつも行っているコーナーですが、逢瀬町の田舎料理を遠く離れた東京の女子大生とふくしまの学生(今年は福島大学さんと専門学校のWizさん)とで逢瀬町の母ちゃんたちから料理を学ぶというものです!
今回の料理はこちら!
・キャベツ餅
・豆腐餅
・きなこ餅
・味噌カンプラ
・からし団子
です!詳しくは遊びにおいで!!
お写真はこちら↓


最後に「ツアープランの作成」について!
こちらは震災教訓学習を行ったワークショップの後半部分でやりました。
内容はいたってシンプル!
班(日本女子大学、福島県の学生、逢瀬町の母ちゃん父ちゃん等)でこれまでの体験や学んできたことを活かして「学んで遊べる貢献型旅行」の1日のプランを考えてもらいました!
付箋に書いて全部置いてけバカヤロー!!な「kj法」のよくあるワークショップでしたが、みんなめちゃくちゃちゃんと考えてくれて何個かほんとに事業化しようかなと思っています。
例えば、「もっと防災を取り入れよう」「もっと農作業をしよう」「もっと震災の地に行こう」「廃校を使おう」「山に登ろう」などなど。発表も個性的な学生がいて楽しかったです!
お写真こちら↓


そんな感じで今年も楽しく大学生の受入れをしました!
今年はちょっと大変な気配がしたので中潟の地元から友人や母校の大学生に手伝ってもらえたのがとても助かりました!!
「中潟くんいつもより笑顔多めだね!」って農家さんに言われました!仲間がいると違うよね!!

たくさんの人に助けられ、おせっかいパワー全開で完了することができました!

来年はもっっと楽しくなるよね!

以下もらった感想(抜粋)です!
【学生】
・東日本大震災を経験した地域の方と関わり、知識やスキルが大切な財産になることがわかりました。
・普段は人が多く建物も多い所に住んでいて日々疲れるなと感じることがあったけど、今回のフィールドスタディで自然に触れることが出来て心身ともに癒されました。
自然とスマホに触れずに川や子供たちと遊んでいたのでデジタルデトックスにもなりました。
・普段は暇な時はスマホをいじっているが、なんだべ村では川で遊んだり、田んぼの道を歩いたりして、とても刺激的な時間を過ごすことが出来た。また、ほぼ毎食出ていたきゅうりはとても美味しく、沢山食べた。
・普段の生活では得られない美味しい空気と食べ物があり、木で作ったブランコや川遊びなど汗を流して得られる体験も経験できたので、とても刺激的で楽しい生活を送ることができました。
・東京の大学に通っているからこそ、この土地に来て交通面や何かをどこでも買える便利さをとても実感できたし、農業の大変さと楽しさをより感じることができた。
・3日間本当にありがとうございました!!!最高の夏休みを送れました。先生やなんだべ村のみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
【逢瀬町】
・私たちも楽しく活躍できた。
・國井さん、カボチャスープがとても勉強になりました。
・子供たちは素晴らしい、自分たちで意思表示してきた。大人のような学生だった。
・いっぱい質問してくれて交流できた。レシピを聞いてくれてうれしかった。キャベツ餅や豆腐餅のレシピを聞いてくれて郷土料理を伝えていけることができた。
・スマホの使い方を教えてくれた。笑いがいっぱいでした。
・スタッフの学生がとても助かった、受入スタッフの笑顔が多かった。
・ワークショップで話しているときに一人一人が一つ一つの言葉を真面目に考えてくれて嬉しく思いました。
・レシピを聞いてくれてうれしかった。

その他写真↓

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