【研修受入】海の向こうから稲作を学びに逢瀬町へ【JICA】

今回は逢瀬町にたくさんの外国人が来てくれました!

JICAの研修プログラムで郡山市に稲作を学びにアフリカ圏の方を中心に30名ほどお越しくださいました!

逢瀬町では実際の農家さんのお話を聞きたいと言うことで中村さんに会いにきてくださいました!

中村さんの作ったお弁当を食べて逢瀬の田んぼの前で中村さんからお話をいただきました!

皆さんのリアクションが素敵でたくさんおしゃべりしちゃいました!

またきてねー!

真面目パートは以下

一般社団法人 海外農業開発協会ではJICAで稲作技術向上(普及員)コースという外国から日本の稲作について学びに来られた方の研修事業を行っています。
今回は安積疏水関連施設を中心に郡山の稲作について学習するプログラムでした。
その行程の一部として逢瀬町の田んぼ見学に来られました、中村さんのお弁当付きです。

お客様は英語コースとフランス語コースの2組でガーナ、リベリア、シエレオネ、東ティモール、ウガンダ、ザンビア、エチオピア、ベナン、ブルンジ、コンゴ、コンゴ民、ギニアの12か国から成るチームでした。

研修の背景としては以下の通りです。
多くの開発途上国において、農薬セクターは、SDPに占める割合は逓減しているものの、総労働人口の過半を占める農薬就労人口を抱えており、依然として主要な産業である。
コメは多くの開発途上国で栽培・消費されている主要殺物の一つであり、近年は人口増加や都市化に伴う食の簡便化を背景に、特にサブサハラアフリカを中心に消費量が急増している。これを受け、アフリカの多くの国でコメの輸入依存率が高まっており、コメの生産拡大を食料安全保障上喫緊の課題と掲げる国も多い。また、コメを主食としない国においても、コメは重要な換金作物の一つであり、農家の所得向上をめざす上でもコメの増産は重要といえる。
コメの生産拡大に向けて、生産面積は拡大しているものの、依然として生産性は低く、加えて病虫害の発生や近年は異常高温や干ばつ等の気候変動の影響により、生産が不安定な状況である。農家レベルでの生産性向上に向けては、適正技術の効果的・効率的な昔及が肝要であるが、多くの国では普及組織が人的、資金的に脆弱であり、旦つ普及員の能力が低く農家のニーズに対応しきれていない。
このような状況から、開発途上国のコメの生産拡大、特に生産性の向上に向けては、各国特有の栽培環境に応じた栽培技術の改善、普及員の能力向上が肝要である。具体的には、①稲作に関する知識・技術の向上、②農家圃場レベルのニーズに即した基礎的実証試験、③普及体制の整備拡充、④農民への普及方法の改善、が必要である。
上記を踏まえ、保有する農業研修施設・圃場等を活用した作分野の研修コースを1961年以来 50年余にわたって実施している JIGA筑波は、同分野の人材育成のノウハウを活用し、開発途上国の稲作における課題解決に資することを目的として本コースを実施する。

こちらとしても勉強になりますし、稲作を勉強する場所に福島県が選ばれている事がうれしいです。
中村さんも有機栽培をしたり、いなか体験などで若い世代に農業を紹介しているので本事業についてはとても良い試みであったと言えます。
外国人相手にも臆せず逢瀬弁でアタックする中村さんはとても素敵だと思いました。
その思いが通じてかお客様からはスター扱いで「中村さんと写真が撮りたい!!」と引っ張りだこでした。

最後には丁寧にお礼の言葉と共にお礼状までいただきました。
真摯に中村さんと向き合っている姿勢から団体(JICA)のすばらしさを感じることができました、今後とも一緒に農業の為によろしくお願いいたします。

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