2026年夏、学生たちが企画した1泊2日のツアーを開催しました。
今回のツアーの特徴は、地域側がすべてのプログラムを用意して、学生がそこに参加するという形ではないこと。
これまで逢瀬町に足を運び、農作業の手伝いや地域の方との交流を重ねてきた学生たちが、「自分たちだったら、初めて逢瀬に来る学生に何を体験してもらいたいか」を考え、企画づくりから関わりました。
事前に現地を訪れ、地域のみなさんとも相談しながらつくった今回の旅。
本番では、逢瀬町だけにとどまらず、猪苗代湖など周辺の自然も含めて福島の暮らしや環境を体感する2日間となりました。
猪苗代湖で、自然を楽しみながら学ぶ
1日目は猪苗代湖へ。
みんなで食事を囲んだあとは、ライフジャケットを着用して湖へ入り、着衣泳を体験しました。
教えてくれたのは、逢瀬町の柳田さん。
水辺は楽しい場所である一方、自然の中には危険もあります。実際に水に入ってみながら、ライフジャケットの使い方や、水の中で身体をどう保つのかを学びました。
説明を聞くだけではなく、自分の身体を使って体験する。
学生たちにとっても、自然との付き合い方を改めて考える時間になりました。
一緒につくって、一緒に食べる
逢瀬町での時間は、なんだべ村を中心に過ごしました。
地域のみなさんと一緒に野菜を切り、火を囲み、料理をつくる。
完成した料理をみんなで囲んで食べながら、農業のこと、逢瀬での暮らしのこと、それぞれの学生生活のことなど、いろいろな話が自然と生まれていきました。
今回の写真を見返してみても、印象に残るのは「何かを体験している瞬間」だけではありません。
料理を食べながら話している時間。
地域の方の話を聞いている時間。
学生同士で笑っている時間。
そうした何気ない時間の積み重ねこそが、逢瀬で行っている交流の面白さなのだと思います。
「参加する学生」から「つくる学生」へ
これまで私たちは、学生に逢瀬町へ来てもらい、農業を手伝ってもらったり、地域のみなさんと交流したりする機会をつくってきました。
でも、今回少し変わったのは、これまで参加してきた学生が今度は「企画する側」に回ったことです。
自分が面白いと思った地域を、今度は誰かに紹介する。
自分が出会った地域の人に、別の学生をつなぐ。
地域と学生の関係が、一度の体験だけで終わらず、次の人へ少しずつ広がっていく。
今回の学生企画ツアーは、そんな循環を実際の形にする一つの試みになりました。
また逢瀬に帰ってこられる関係を
私たちが目指しているのは、参加人数を増やすことだけではありません。
一度逢瀬を訪れた人が、また来たくなる。
農作業を手伝いに来たり、イベントを一緒につくったり、友人を連れてきたりする。
そしていつか、「逢瀬に行く」というより、「逢瀬に帰ってくる」という感覚になる。
そんな関係を少しずつ増やしていければと思っています。
参加してくれた学生のみなさん、そして今回も学生たちを受け入れてくださった地域のみなさん、本当にありがとうございました。
また逢瀬で会いましょう!













